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2017年07月03日

第157回 直木賞候補作 発表されてます!


7月の声を聞くと、直木賞の季節がやってきたなぁと思います。

第157回直木賞の候補作はすでに発表されております。
今回のラインナップは以下の通り。


木下昌輝 『敵の名は、宮本武蔵』 (KADOKAWA)

佐藤巖太郎 『会津執権の栄誉』 (文藝春秋)

佐藤正午  『月の満ち欠け』 (岩波書店)

宮内悠介 『あとは野となれ大和撫子』 (KADOKAWA)

柚木麻子  『BUTTER』 (新潮社)


なかなか面白い名前が並んでいます。

時代小説が2作。注目の書き手とまっさらの新人が並んでいます。

意外にも初エントリーのベテラン作家もいれば、
あらゆる作風で作品を発表し続ける気鋭の作家もいます。

それから今回は、モデル小説がエントリーしているのも面白い。

出版社では、KADOKAWAが2作品のエントリーで、
これはいやがおうにも版元は期待しちゃうでしょうね。
あと岩波書店がエントリーというのも珍しい。

選考委員会は、7月19日(水)に行われます。

当欄でまた受賞作を予想してまいりますので、お楽しみに!


投稿者 yomehon : 2017年07月03日 06:00